建築計画

おさえておくべき日本の建築物② 1日1問 独学で建築士になろう!

 こちらの記事は「おさえておくべき日本の建築物①」の続きとなっています。まだ読んでいない方はこちらの記事も読むことをお勧めします。

おさえておくべき日本の建築物① 1日1問 独学で建築士になろう!例年、学科試験の「建築計画」では必ずと言っていいほど1問目に日本の建築物に関する問題が出されています。ここでは、出題傾向の高い建築物について紹介しているので、それぞれの建築物の特徴をおさえましょう。...

 では、今回も勉強していきましょう!

 

鹿苑寺金閣

引用:鹿苑寺金閣

 鹿苑寺金閣(京都府)とは、室町時代に将軍足利義満によって建造された方形造りの三層の寺院。正式名称は鹿苑寺。一層は書院造り、二層は和様仏堂風、三層は禅宗様(唐様)仏堂風となっている。また、二層と三層は内側と外側の壁面に金箔を押している。そのことから金閣寺とも呼ばれている。

書院造りとは?

 書院造りとは、室町時代から近世初期に完成した武家住宅の建築様式。建築様式の定義は定まっていないが、一般的には天井があり、建具で仕切った床の間で、違い棚などを設けた客を迎え入れる建築様式といわれる。

 

住吉大社本殿

引用:住吉大社の歴史

 住吉大社本殿(大阪府)とは、住吉造りの奥行きのある長方形の住吉の三神と神功皇后を祀った建築物。本殿は切妻造りの妻入りで、回り縁などはなく、高欄(手すり)もない。また、4棟すべてが同じ形で西を向いて配置されている。

住吉造りとは?

 日本最古の神社本殿様式の一つ。特徴としては、切妻造りで妻入り(妻側に出入り口がある)、内部は前後2室で外陣・内陣に分けられ、正面には階段のみで回り縁がない

 ここでの切妻造りとは、屋根の形状の一つです。寄棟造り、方形造りや入母屋造りなど、様々な形状があるのでおさえておきましょう。

 

日光東照宮

引用:徳川家康公を祀る豪華絢爛・荘厳無比 の世界遺産「日光東照宮」

 日光東照宮(栃木県)とは、江戸時代に建造された川家康を祀るために建造された神社霊廟造りであり、徳川家康を祀るために建造されたことから、徳川家康が授けられた東照大権現という神号より、この形式を権現造りという。

霊廟造りとは?

 霊廟造りとは、死者の霊を祭る建築様式。本殿と拝殿を石の間で繋いでいる

 

伊勢神宮

引用:伊勢神宮|世界のマップ

 伊勢神宮(三重県)とは、日本最古の神社本殿様式である神明造りで建てられている。切妻造りで平入り。柱は礎石を使わず地中に埋める堀立式になっている。

神明造りとは?

 神明造りとは、穀物を入れていた高床式倉庫が発展し、代わりに神宝を納める宮殿形式に変化したもの。特徴としては、堀立て柱、切妻屋根、平入りなどがある。

 

最後に

 いかがでしたでしょうか。

 各建築物の特徴は捉えられたでしょうか?

 前の記事「おさえておくべき日本の建築物①」とあわせて読んでしっかりと日本の建築物について理解しましょう。

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